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トラブル発進→ガッツパー締め 森田遥が2位浮上

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 2日目(9日)◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇ 6763yd(パー72)

涼やかな風が吹く中、森田遥が4連続バーディを含む「68」で回り、3アンダー12位から通算7アンダー2位へ浮上した。予選ラウンドではグリーン上が特にさえた。「自分が思うところに出せば入るという感じだった。流れは作りやすい」と全体1位の24パットをマークした。

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ただ、出だし1番はドタバタのトラブルだった。ティショットを左に曲げ、フェアウェイバンカーに入れた。入った場所に動物の足跡がたくさんあり競技委員を呼んだが、そのままのプレーを求められた。(※規則11.1b:球はあるがままにプレーしなければならない)

「カラスかなんかの足跡に入ってしまって、分かってはいたけど朝一番から競技委員の方を呼んだ。昨日も出だしがボギー続きで始まったので『またかよ』と思いました」とボギー発進に嫌な予感がよぎったという。

それでも北海道は初優勝を挙げた場所(2017年「北海道meijiカップ」/札幌国際カントリークラブ 島松コース)。水分を含みやすく寒さに強いとされる洋芝は「ターフも取れるし、結構好き」と苦手意識はなく、整ったコースも「練習場からモチベーションが上がります」と好相性ぶりをアピールした。

最終18番では「きょう一番のガッツパー」を奪った。グリーン手前のバンカーで、3分の1くらいしか見えない目玉の3打目を迎えたが、出し切ってピン7m弱へ。これをねじ込んで、好位置での折り返しにつなげた。「あしたこそはスタートダッシュでつまずかないように行きたい」と決勝ラウンドを見据えた。(北海道苫小牧市/石井操)

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2021年 ニッポンハムレディスクラシック



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