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新スタイルのプロアマ戦 国内女子ツアーで15カ月ぶりに復活

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前(25日)◇UMKCC(宮崎県)◇6568yd(パー72)

コロナ禍で失った日常が少しずつ元に戻り始めている。今週は大会前にプロとアマチュアゲストが一緒にラウンドするプロアマ戦が、2019年12月の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来、約15カ月ぶりに復活。昼前までは弱い雨が降ったものの、プロ40人がそれぞれアマチュア3人を引き連れて、久しぶりのプロアマ戦を満喫した。

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感染拡大防止には細心の注意が払われている。プロアマ戦に出場するアマチュアも、大会前2週間の検温と事前のPCR検査が必須。スタートは密を避けるためにアウトインの2ウェイとされ、7時30分から10時40分まで10分間隔に設定された。

アマチュアはプレー中も、飲食時と自身のショット時を除きマスクは着用したたままで、昼食はプロと別々。ホールアウト後の表彰式はなく、代わりにアクリル板で仕切られたテーブルで10分ほどのお茶会を楽しむ新スタイルだった。

地元・宮崎市出身の柏原明日架は「きょうは久しぶりのプロアマで、ゲストに見られている試合のような緊張感の中でやっても、ミスは許容範囲内だった。状態は上がってきているのかな」と、選手だけで行う練習ラウンドとは違い、本番に似た環境で最終調整できたことを喜んだ。

「このコースで育った感じ」と宮崎出身の柏原にとっては、まさにホームでの一戦となる。3試合ぶり有観客となる本戦も相まって、「お世話になっている人も沢山いる。自分の成長した姿を見せられることに感謝して、優勝を目指してやっていきたい」と力強く意気込みを語った。

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