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渡米前最後の国内試合 渋野日向子は「集大成で」

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前(25日)◇UMKCC(宮崎県)◇6568yd(パー72)

今大会を終えると渋野日向子は渡米する。新しいクラブセッティングに、新しいスイングと21年初戦から3戦続けてニュースタイル確立に奮闘してきた。風に苦戦を強いられることもあったが、渡米前最後の国内試合に向けて「集大成で」と肩に力を入れて意気込んだ。

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「今までの試合で得たものだったり、『こうやるべきだったな』と思ったことをこの試合で実践出来たら、と思います」と、これまで注力してきたスイングへの意識は変えずに取り組んでいく。「得られるものも多いと思うのでいろんなものを吸収して、最後までやり切ることを目指して戦い抜きたい」

初日同組には、大会後に同じく渡米する河本結がいる。「お互い目指す先がアメリカで、すごく切磋琢磨してやれるんじゃないかな」と同級生の存在は心強くさせてくれる部分もある。「(畑岡)奈紗ちゃんもそうだし、結ちゃん、山口すず夏ちゃんと、私よりも先に米国で戦っている子がいて、(米国を目指す)きっかけになりました」とした。

ツアーでは2019年最終戦以来のプロアマ戦が行われたこの日、渋野も笑顔で参加した。各日1000人までに限定されてはいるが、本戦でもギャラリーに見守られながらのプレーとなる。「今までどおり、自分らしさを出せるようにと思っています。笑顔だったり…集中するところは顔がこわばっていくと思うけど」とおどけた渋野。満面の笑みのために、まずは予選通過を目指していく。(宮崎市/石井操)

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