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イ・ボミ 優勝逃すも“完全復活”で夫に笑顔を

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(15日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

3季ぶりの復活優勝を目指したイ・ボミ(韓国)は「70」で回り、通算10アンダー3位。プレーオフに2打届かなかった。

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国内ツアー復帰2戦目、過去3勝を挙げた得意コースで最後まで戦い抜いた。最終組で古江彩佳らトップを2打追ってバーディ発進した。「緊張はしました。ただ天気がすごく良くて、気持ちも変わって、一個一個集中はできていた」。前半に一時は混戦をリードする首位グループに加わり、2017年「CATレディース」以来のツアー通算22勝目を視界にとらえ続けた。

勝負のポイントは首位から後退していた13番(パー5)。上り3mのバーディパットを残した。「古江さんが横から(パットを)打って右に外したのがイメージに残っていた。強かったら上からのパーパットが残るのは嫌だと思った」。若干の狂いが生じ、仕留めきれず。続く14番でバーディを奪ったからこそ、絶好の流れを作りたい場面だった。

「そこで決めていれば(もっと)伸ばせたかもしれない。ただ、まだスイングのことをずっと考えている。やっぱり優勝争いは攻撃(攻めのプレー)をしないといけないけど、まだそっちに集中できないことがあると思う」

昨年結婚したイ・ワンさんとは毎日、電話で話す。2日目の前夜に「初日だと思って頑張ってね」と言われた。「71」だった初日の嫌なイメージを消し、2日目は「65」の快進撃につながった。前夜も似たようなことを言われ、その意図を「私はいろんな経験があるから、それが邪魔をすることもあるかもしれない。良いショットも、悪いショットも経験がすごく残っているから」と説明する。経験から来る恐怖心を消して優勝争いに臨めるように、というエールだった。

交際を始めて以降は成績が下降線をたどった。だからこそ、イ・ワンさんに笑顔を届けたいと誓ったのは前日。「3日間はすごく良いプレーができた。今のショットを信じて、何も考えずにピンを見て攻撃できる、ボミのプレーができるようにする」と言い切った。(千葉県長南市/林洋平)

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