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笹生優花が2戦連続優勝も「まだ始まったばかり」

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(30日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd(パー72)

気温16.7度と肌寒さを感じる雨の中、難関・小樽でプロの先輩たちを抑えた。19歳ルーキーの笹生優花が通算13アンダーで、2週前の「NEC軽井沢72」に続く2試合連続優勝を果たし、「すごくうれしいです」と勝利の味をかみしめた。

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降雨によるコースコンディション不良のためスタートが遅れ、ツアー初となるセカンドカットが導入された。最終組も10時スタートが12時30分に変更された。

慣れない状況が影響したのか、1番パー発進も続く2番では右ラフ残り140ydから、8Iでの2打目が木を越えられずにグリーン手前の池に。4オン2パットと4日目で初めてのダブルボギーで首位を小祝さくらに譲った。

それでも4番(パー3)では8Iで4mにつけてバーディ。6番(パー5)では117ydから48度で2mにつけてバーディを奪い、再び単独首位に浮上した。優勝を争う小祝と会話をかわしながらのラウンドに「優しかったですし、楽しかった」と笑みを浮かべた。

「相手を意識するんじゃなくて、自分がどんなプレーをしたいか、どんなスコアで上がりたいかっていうのに集中しているので、毎ホール毎ホール、バーディを獲りにいきます」

11番では3パットボギー。12番(パー3)ではティショットでグリーンを外したが、残り19ydから48度のウェッジで転がして、すぐにチップインバーディを奪い返した。

10代での2戦連続優勝は1988年のツアー制度施行後、宮里藍畑岡奈紗に続く3人目。「さっき言われてすごくびっくりした。(2人に)近づいた印象はない。でも宮里さん、畑岡さんがやってきたことを自分もやれたんだなって気持ち」。自身も宮里や畑岡のように米ツアーで活躍し、世界一の選手になるのが夢だ。「なれるかなれないかはわからないけど、なれるように頑張りたい」と話した。

次週の「ゴルフ5レディス」(岐阜・GOLF5カントリーみずなみコース)ではその2人を超える3戦連続優勝も懸かる。だが、今後の意気込みを問われても「まだ始まったばかりだし、まだ先も長いので、そこにあまり集中しないで頑張っていきたい」と笑顔で煙に巻いた。

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