ローラ・デービースのショットの豪快さは健在。左右に曲げながらも4アンダーをマーク

国内女子ツアー第34戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日、2週連続で日本ツアーに参戦しているローラ・デービース（イングランド）は、首位と1打差の2位タイと好スタートを切った。先週の「ミズノクラシック」では、首位タイで最終日を迎えながら、スコアを伸ばせず5位タイで終えているが、ベテランのデービースが感じていたのは、日本のゴルフのレベルアップだったようだ。

◆ローラ・デービース
「先週は日曜日の自分のプレーも良くなかったので、そんなに悔しい思いはありません。むしろ、桃子がいいプレーをして、勝つべくして勝ったと思います。

以前とは（日本のレベルは）比較しようがないくらい、上がっていると思います。最終日のスコアが悪くならないようになって、昔の選手には失礼かも知れないけど、レベルは上がっていると思います。

宮里選手の活躍の影響などがあるのでしょうか？17番の攻め方などは、以前だったら右に逃げてバンカーといった選手が多かったような気がします。

トップの選手が日曜日に崩れないのは、失敗を恐れないでプレーするからです。その意味で、日本の選手も前より失敗を恐れずプレーが出来るようになったのではないかと思います」。