クラブもウェアも一新!宮里美香「最後だと思ってやる」
東京ディズニーランド効果!?チームジャパンが首位に浮上!!
千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コースで開催されている、2008年度(第30回)「クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」の2日目。朝から雨模様となったが、首位に1打差の17アンダーでスタートしたチームジャパン(宮里美香、森田理香子、藤本麻子)が通算26アンダーで韓国に1打差をつけ単独首位に浮上した。
この日、日本チームを牽引したのは前日の28日に18歳の誕生日を迎えた藤本だった。「初日はチームに貢献できなかったので、今日はなんとか頑張りたかった」という藤本は、2番でバーディを奪うと5番からは3連続バーディ。その後もバーディを量産し、7アンダー「67」。この日のベストスコアを叩き出した。
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「雨は苦手ではなく、むしろ集中できる。他の選手も苦しんでいるはずと思えるから自分も頑張れます」。この日スコアを伸ばした要因は、ショットの良さだけではなさそうだ。昨日の試合後、チームのメンバーやコーチ陣と東京ディズニーランドに出かけたのだ。藤本の誕生日を祝おうと計画されたことで「本当に嬉しかったです!誕生日プレゼントまでいただいちゃいました」。と満面の笑みを見せてくれた。
藤本ともう1人、チームスコアにカウントされたのは宮里。前半2アンダーでラウンドした宮里は、後半に入り我慢のゴルフを続けたが13番でダブルボギーを叩いてしまった。しかし、その後2つのバーディを奪い2アンダー「72」でホールアウトした。
一方、初日10アンダー「64」という好スコアをマークした森田は「アイアンの距離感が合わなかった」と振り返る1オーバーの「75」。「ショット自体は悪くないし、今日スコアが悪かったので、明日は良い結果が出ると思います」と気持ちを切り替えた。最終日は昨年のリベンジをかけて韓国と直接対決となる。