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日本、3打差で韓国に惜敗/クィーンシリキットカップ最終日

千葉県にある袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで行われている、2008年度(第30回)「クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」の最終日、2日目を終えて日本チームは団体戦首位、個人戦でも藤本麻子が4打差の3位につけ、タイトル獲得に期待が集まった。

肌寒い曇り空の中で行われた最終日、日本チームの中で最初にスタートしたのは2日目を終えて通算9アンダーの宮里美香。前半は1オーバーで折り返したものの、後半は4バーディノーボギーと巻き返し、この日「71」。3つスコアを伸ばして通算12アンダーとし、個人戦で2位に入った。

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同じく9アンダーからスタートした森田理香子だが、前日に軽い肉離れをしたという左足にテーピングを巻く痛々しい姿で登場。グリーン上でラインを読むにも膝をついてしまう状態で、この日はイーブンパーで回ったが、通算9アンダーの個人戦7位タイに終わった。

最終組の重圧を背負ったのは藤本麻子。立ち上がりから3つのバーディを積み重ねたが、8番以降は1バーディ2ボギーとスコアを伸ばせず、同組の韓国選手が8バーディノーボギーと驚異的にスコアを伸ばすのについていけなかったが、通算12アンダーとし、同スコアの場合は最終日のスコアにより順位を決めるという規定により、個人戦で宮里に次ぐ3位に入った。

団体戦で優勝したのは通算34アンダーの韓国チーム。昨年大会に続く2連勝を達成した。日本は、3打差の2位。昨年の3位から順位は上がったが、ホーム開催で昨年のリベンジを果たすことは出来なかった。個人戦優勝は韓国のJ.E.ハン。

宮里美香(個人戦2位)
「3打差で負けたけど、底力がまだ日本には足りないと思いました。これまでも韓国選手とは海外試合で戦ってきましたが、崩れないし、大切なバーディパットは必ず決めてくる。でも、3日間みんなで頑張ってこられたし、沢山吸収出来て、良い経験が出来たと思います」。

藤本麻子(個人戦3位)
「日本開催で緊張気味だったけど、ベストメンバーで息が合って、同じ気持ちで3日間頑張れたと思う。結果2位で…(涙)。チームのみんなに迷惑を掛けてしまった」。

森田理香子(個人戦7位)
「ナショナルチームとしては最後の試合になると思うけど、日本開催という緊張感のある中で2位という結果で、一生懸命出来たので満足しています」。

◆主な順位
<団体戦>
1.韓国 -34
2.日本 -31
3.台湾 -17
4.オーストラリア -11
5.ニュージーランド -7

<個人戦>
1.J-E.ハン -22
2.宮里美香 -12
3.藤本麻子 -12
4.S-J.ヤン -12
5.C.ブリストウ -11

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