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河本結が米ツアー予選会へ 来季の出場権目指す

今季ツアー1勝の河本結が米ツアーの来季出場権をかけ、最終予選会を受験する。国内ツアー「スタンレーレディス」(静岡・東名CC)開幕2日前の9日(水)、練習ラウンド後に明言した。

最終予選会は10月23日から11月2日までの計8日間(10月28、29日は練習ラウンド)の144ホールで、米ノースカロライナ州のパインハーストで開催される。45位タイまでが来季出場権を獲得する。

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8月12日時点の世界ランキング75位以内の資格で、最終予選会から受験できる河本は「75位はひとつの目標にしていた」と述べた。今季開幕前には227位だったが、初優勝した3月の「アクサレディス」や4週連続トップ3入りした5~6月に浮上させた。

かねて米ツアーに強い関心があったが、「私のレベルで世界に通用するのか」と迷った。ただ5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の練習日、高校卒業後に日本ツアーを経ず米ツアーに挑戦し1勝を挙げた宮里美香から「日本は環境としてこんな良い場所はない。ただチャンスがあるうち、早いうちに行った方が良い。若いうちに経験した方が良い」と背中を押された。

1カ月前の「日本女子プロゴルフ選手権」では畑岡奈紗、元世界ランキング1位の朴仁妃(韓国)と同組になった。パッティングやアプローチに悩んだ時期と重なり「100yd以内が全然違う。難しいショットを簡単に寄せてくる」と力の差を感じた。

「なっさー(畑岡)、仁妃さん、あとはユ・ソヨンさんもそう。こんなにもレベルが違うのかと感じさせられた。引き出しが全然違う。向こうに行けばグリーンの硬さ、スピードも全然違う。日本はすごく良い環境だと、私も思う。今の調子でいけるのか、不安はもちろんある」

家族と話し合いを重ね、いつかの米ツアー挑戦のために貯金もしてきた。2020年の東京五輪代表入りを目指し、現在58位の世界ランクを15位以内に上げることも大きな目標だ。21歳は夢と現実の狭間で揺れ、「家族は自分のしたいようにと言ってくれた。自分の夢のために頑張らないといけない。夢は夢物語じゃなくて、かなえるための努力をしないといけない」と腹をくくった。(静岡県裾野市/林洋平)

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