尾崎将司「自分にはゴルフしかない」 プロ50年目へ不退転の決意
2019年 東建ホームメイトカップ
期間:04/18〜04/21 場所:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)
自作クラブで毎日素振り200回 72歳ジャンボ尾崎が「ラストイヤー」再表明
ツアー通算94勝の尾崎将司が、72歳で迎える2019年シーズンに向けて「ラストイヤーと考えている」と明かした。昨秋にも今年を現役最後にする意向を示していたが、改めてその決意を言葉にした。
「(ラストイヤーとするには)ある程度の結果を出さないといけない」と、このオフは初めての試みをトレーニングに取り入れた。「人生で今までにないくらい素振りをしているんだ。いくらトレーニングをしても“振る筋力”をつけないといけないことを去年思い知ったから」。それぞれ重量が異なる20本ほどの素振り用クラブを自作し、「毎日200回くらい素振りをしている」という。
<< 下に続く >>
「ヘッドスピードを最低でも『3(m/s)』は上げることがテーマ。そうすれば20ydは前に行くようになる」と目標を立て、昨年11月ごろから続けている“ジャンボ流”トレーニング。「そんなものは感覚で分かる」と実際のヘッドスピードの数値は確認してはいないが、「効果は出ている?あるのは当然!」と変化に自信をにじませた。
今季の自身初戦は、例年通り4月の日本ツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」を予定している。昨季は開幕までのオーバーワークの影響で背中の肉離れを発症した反省があるだけに、慎重にトレーニングを重ねて万全の状態で臨みたい考えだ。「もしかしたら、いい話題を提供できる可能性はあるよ」。ニヤリと笑い、プロ入り50年目のシーズンを見据えた。(千葉市/塚田達也)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!