小林正則はQT予選落ち「ある意味一区切り」 来季出場は不透明
リチャード・ジャンが通年出場権を獲得 2位に中里光之介/男子最終QT
◇国内男子◇ファイナルQT 最終日(4日)◇セントラルゴルフクラブ (茨城県)◇パー72
2019年の国内男子ツアー出場資格を争う最終予選会が行われた。リチャード・ジャン(カナダ)が6日間108ホールで、通算29アンダーとし1位通過選手に付与される通年出場権を手に入れた。
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ジャンは韓国で生まれ、8歳でカナダに移住した26歳。この2年間は、米国下部ウェブドットコムツアー参戦を目標にPGAツアーチャイナを主戦場としたが、親交が深いイ・サンヒ(韓国)の勧めもあって日本ツアーに切り替えた。日本ツアーのQT(予選会)初挑戦で最高の結果を残し、「とても嬉しい。まずはシード権をキープして、しばらくは日本で頑張りたい」と目標を掲げた。
アピールポイントは、キャリーで300ydを飛ばすという1Wショット。「今週はドライバーがずっと良かった。1打目で攻めて、100yd位内の2打目を残す自分のゲームプランでプレーできた」と持ち味を存分にいかした。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、2位以下は35位前後までが来季前半(第1回リランキングまで)に出場できる見込み。1打差の2位に最終ラウンドを「63」でまとめた中里光之介。さらに1打差の27アンダー3位にガン・チャルングン(タイ)が続いた。
今季シード権を喪失した香妻陣一朗は8位、永野竜太郎は9位で通過した。山下和宏は39位、薗田峻輔は59位に沈んだ。
〈上位陣と主な選手の成績〉
出場優先順位/スコア/選手名
1/-29/リチャード・ジャン
2/-28/中里光之介
3/-27/ガン・チャルングン
4/-25/キム・ソンヒョン
5/-25/パヌポール・ピッタヤラット
6/-25/小斉平優和
7/-25/ピーター・カーミス
8/-23/香妻陣一朗
9/-21/永野竜太郎
10/-21/岩本高志
11/-21/スコット・ビンセント
12/-21/松原大輔
13/-21/中島徹
14/-20/S.J.パク
15/-20/貞方章男
16/-20/日高将史
17/-19/中西直人
18/-19/海老根文博
19/-19/金永雄
20/-18/上村竜太
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39/-14/山下和宏
48/-13/ドンファン
53/-13/矢野東
59/-12/薗田峻輔
71/-9/平塚哲二