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宮里優作は「絶不調」も 棄権しなければ賞金シード確保

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報(28日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

プロアマ戦をプレー後、開口一番「絶不調です」とこぼした。2017年大会覇者で昨季賞金王、宮里優作の表情はいまひとつ晴れなかった。さらに「さっき計算したんですけど今年もう12回予選落ちしてるんですね。けっこう落ちたなと思って」とネガティブな発言が続く。

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今季は欧州ツアーを主戦場にしてきた。「ヨーロッパに行っていろんな国のゴルフ場を回って、その国それぞれの特色のあるコースを経験できたのはすごくよかったです」と振り返るが、「ロケーションの厳しいホールの中で、そういう中で粗が見えてきて、ごまかしきれないなと思った。自分のドライバーの精度、打ち出しが定まらない」と壁にぶつかった。

「ドライバーを変えたり、スイングを変えたり試行錯誤していろいろやってきたけど、最後までうまくいってない感じがありますね」。様々な1Wを試す中、前週の「ホンマ香港オープン」で投入したブリヂストンスポーツ製のヘッド体積260ccのプロトタイプを今週も使用する予定だ。「手直しが必要だったので、ロフトいじったり、中の重りの位置を変えてもらったりして振りやすくなった。体のコンディションが整ってくれば使いこなせると思う」と話す。

ドライバーは壁にぶつかったが、ショートゲームは収穫があったという。「ウェッジを2本から3本に増やして100yd以内の感覚が出てきた。何とかショートゲームでスコアを作れそうな雰囲気はあった。ヨーロッパだと飛ばない方。必然的にグリーンを外すことも多くなって、色んなゴルフ場を回って通用する部分があった」と自信を持つ。

前年大会は、「勝てば賞金王」というモチベーションがあったが今年は状況が違う。本大会に出場し賞金シード最下位のセン世昌(台湾)の1474万8289円と同額、またはそれを超える金額に達した場合、賞金ランキングのシード対象となる。今大会は最下位でも88万1592円を獲得できるため、現在の獲得賞金1422万4857円の宮里は棄権さえしなければ賞金シードを獲得予定だ。「予選落ちがなくてよかったな」と本音をこぼした。(東京都稲城市/柴田雄平)

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