大槻智春 プロフィール
2018年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:11/01〜11/04 場所:PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)
オリオンビールは恋しいけれど…大槻智春は禁酒で目覚めスッキリ
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(1日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7270yd(パー72)
ツアー初勝利を目指す28歳の大槻智春が8バーディ、2ボギーの「66」でプレー。首位と1打差の6アンダーとして、自己最高の2位スタートを切った。
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最初の1番(パー5)でグリーン奥からのアプローチをOKにつけバーディを先行すると、4番(パー3)では8Iで1mにつけバーディ。そこから8番(パー3)まで、3mから6mのミドルパットを次々と流し込み5連続バーディとし、ツアーでの自己ハーフベストに並ぶ「31」で折り返した。15番、16番(パー3)の連続ボギーで初めてスコアを落としたが、17番、18番(パー5)と上り2ホールをバーディで締め、2日目に繋げた。
昨年の下部ツアーで賞金王に輝き、今季からレギュラーツアーに本格参戦。4月「中日クラウンズ」で初のトップ10入り(10位タイ)すると、5月の国内メジャー「日本プロ」では最終日に「68」をマークして6位に入った。今季は17試合に出場し、予選落ちは開幕戦からの3連続を含む4回のみと、春先以降は安定したプレーを続けている。賞金ランキングは39位(約2017万円)につけ、来季シード権をほぼ確実なものにした。
「日曜に沖縄に来てからは、ずっとオリオンビールを飲んでいました」と言い、堀川未来夢とともに3日連続で沖縄名物のミミガーやアーサー天ぷらに舌鼓を打ったという。「ビールも好きだし、ワインとか、泡盛とか、なんでも飲みます」と大のお酒好きだが、9月下旬の「ダイヤモンドカップ」からは、「飲みすぎてしまうと体が重くなるから」という理由で、開幕前日から大会を終えるまでの禁酒をはじめたという。「はじめは寝られなかった」と言うが、最近は「朝スッキリ起きられる」と効果を実感している。
「オリオンビールおいしいなあ」としみじみする大槻。日曜日に勝利の美酒に酔いしれたいところだ。(沖縄県恩納村/柴田雄平)