「平和PGMゴルフ」初日スコア
2017年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:11/02〜11/05 場所:PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)
「試合をやれるだけ幸せ」直ドラ披露の中島徹が首位発進
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(2日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7005yd(パー71)
気温27度。厳しい日差しにも負けず33歳・中島徹が7バーディ、2ボギーの「66」。ツアー初優勝へ5アンダーで単独首位に立った。
<< 下に続く >>
「チャンスのところで獲れたし、なんとなくリズム良くできた。自分の距離をきっちりと打っていくことに集中できていたと思う」
出だしの1番で8mのバーディパットを沈めると、6番(パー5)では240ydから“直ドラ”で8mにつけて2オン2パットでバーディ奪取。「キャディさんには反対されるんですけど、よくやるんです。失敗もしますが、きょうはうまくいきましたね」。流れをつかみ、そこから4連続バーディで勢いに乗った。
2008年にツアーデビューしたが出場に恵まれず、13年からフィリピンに主戦場を求めた。英語とタガログ語を駆使し1年目から初優勝を飾るなど、結果を残してきた。今大会のコースは「コースから海が見える感じとか、ある意味フィリピンに似ています。グリーン(バミューダ芝)も硬い感じですし」。亜熱帯気候の沖縄と“ホーム”でもあるフィリピンとの共通点を見出して攻略した。
今大会には妻の綾子さん(35)と長女の花ちゃん(1歳)が来場し、ロープの外から応援。「遊びには連れていけませんが、ホテルのプールで遊んだりしています。パターの練習をしていると(長女が)ボールを持っていってしまいます」。厳しい戦いの最中にも家族の支えに感謝している。
賞金ランキング86位と今大会の結果次第では初めてのシード権(上位75人)も見えてくるが「しっかりと予選を通過して4日間やり切りたい。きょうのような結果が出せれば、いい方向に向かう。出られる試合が限られているので、やれるだけ幸せというか。チャンスがあるだけがんばりたい」。優勝賞金4000万円に向け、普段着ゴルフで4日間を戦い抜く。(沖縄県恩納村/玉木充)
- 松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
-
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!