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追う藤田寛之「まだ差を考える必要はない」

2014/12/04 18:02

午後からは冷たい雨がコースを濡らした国内男子ツアー今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の大会初日。賞金ランキング2位から逆転賞金王を目指す藤田寛之は、1イーグル4バーディ5ボギーと出入りの激しいゴルフで「69」、1アンダーは首位と5打差の9位タイで4日間の幕を開けた。

「結果的には残念ですが、1アンダーはなんとかギリギリ許せる範囲かなと」。左肩に怪我を抱え、寒さに見舞われた初日を乗り切った藤田は、安堵か達観か、爽やかな表情で振り返った。

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1番、2番と連続バーディ。6番では小田孔明が23mのイーグルパットを沈めると、左上から8mのイーグルパットを入れかえした。「あれは気持ちよかったですね」。小田も思わず脱帽した。「パットじゃ藤田さんにはかなわない。ショットで勝つしかない」。

だが、この日は藤田にしては珍しく、多くのボギーがスコアカードを汚した。「(クラブが)開いて右に出るというミスが全部ボギーになっている。パットの不安要素もあって短いパットも良くなかった。後半になって、それが足を引っ張った」。それでも、17番で上から4mのバーディパットを沈めて、アンダーパーに踏みとどまった。

「まだ(上との)差を考える必要はない。早くて第3ラウンド終了後。今は1つでも、2つでもスコアを縮めていくこと」

ホールアウト後は、この日18ホールを付いて歩いた師匠の芹澤信雄の指導を仰いで「ちょっと心が落ち着きました」と笑った藤田。手負いでも、そこはかとなく漂う余裕が印象的だ。(東京都稲城市/今岡涼太)

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