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SMAPと目線 中嶋常幸が思い出した“パットの秘訣”

2014/11/20 17:50

宮崎県で開催される「ダンロップフェニックストーナメント」の昨年大会は6位スタート。今年はそれを上回る4位タイの初日好発進を決めたのは、1985年大会のチャンピオン・中嶋常幸だ。7番(パー5)では2オンに成功して7mのイーグルパットを沈め、その他にも16番で8m、8番7m、9番6mと長いバーディパットを次々とねじ込み、4アンダーをマークした。

「(パットに関して)ちょっと思い出したのよ、2つ」と中嶋。

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「歌いながら打ったんだよ。鼻歌を頭の中で歌いながらストロークした」。中嶋がパッティングをするときに頭に流れているのはSMAPが歌う“世界に一つだけの花”だという。「黙っているとリズムがない。どうしたらいいのか分からなくなる。♪ナンバー1にならなくていい――ってね」。

そしてもう1つは「ボールをよく見ること」だという。「心配になるとカップの方を見ちゃうのよ。基本が大事なんですよ」。ツアー48勝を誇る60歳の大ベテランの言葉は、シンプルだがずしりと重い。

今大会は3年連続で予選通過を果たしているが、もちろん狙うはてっぺんだ。「若いときはこの試合に出ることが目標で、今はこれに勝つことが夢ですよ」。

「日本シニアオープン」から今週の「ダンロップフェニックス――」で4連戦目に突入した。「体のケアは大変。帰ったら入念にストレッチするし、無駄な時間は一切使っていない」という中嶋。この日出した「67」は、今大会過去10年間での自身のベストスコアに並ぶものだ。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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2014年 ダンロップフェニックストーナメント



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