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2002年度 チャレンジトーナメント全日程終了

国内男子の2部ツアーにあたる「チャレンジトーナメント」全11試合が11月7日に終了した。4月のPRGRカップに始まり、後楽園カップ(第3回)までの獲得賞金上位5名には、来シーズンのレギュラーツアー出場権が与えられる。

一昨年から始まったQスクール制度で、ツアー出場資格を掴む手段もあるが、こちらは一発勝負。その時の調子が成績を大きく左右する。対するチャレンジトーナメントは1年間の実績で雌雄を決することになる。上位に入るには、コンスタントに好成績を続けるか、優勝することが必要になるが、選手にとっては実践の積み重ねになる。このチャレンジツアーからトッププロに成長した選手も多い。

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そして、来シーズンのレギュラーツアー出場資格を獲得したのはこの5人だ。

順位/選手名/獲得賞金(円)/優勝回数
1. 市原建彦/¥4,124,935/2
2. 増田伸洋/¥3,860,479/1
3. P.シーハン/¥3,182,692/1
4. 立山光広/¥2,700,000/1
5. 大井手哲/¥2,695,742/0

最終戦でプレーオフの末、真野佳晃を下した立山光広は、1,80万円を加算し4位に食い込んだ。最終戦の直前まで5位につけていたのは山添昌良だった。山添は開幕戦で優勝し、残る10試合で着実に賞金を稼げば上位5名に入れる予定だったが、残念ながら最終戦で涙をのむことになってしまった。

優勝してもレギュラーツアー出場権を獲得できない選手は6名いる中で、未勝利の大井手哲が5位に入った。開幕戦で2位の大井手は、9月のキャスコカップでも2位タイ。さらに3位、4位が1回づつと好成績を積み重ねた。

難関を突破した5人には、来シーズンのツアーを盛り上げてくれることを期待したい。

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