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【GDO EYE】やっぱりコースとの相性かな!?高い所が苦手な高山忠洋が首位タイに浮上

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されているが、このコースが会場となるのは2003年からの3年間と2007年から今年までの全6回。予選2日間を終えて、首位タイに浮上した高山忠洋、単独4位につける上田諭尉はこのコースでの優勝者だ。

首位タイの高山は「やっぱり相性がいいんですよ。だって去年のシーズンと自分の状態は変わってないのにトップに来ちゃいましたから」。と自分でも驚きの表情を隠さない。昨年の高山は4試合でトップ10入りを果たすが、中盤は手首痛のため試合に出られない時期もあった。

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「手首はもう大丈夫だと思います。今日は、昨日の後半の勢いのまま行けました。昨日の貯金があったので、無理しないで行けましたけど、ゴルフは苦しかったですよ。内容的には良くなかったですね」。高山はパターで凌いでいる。距離のあるパーパットを何度も決め、この2日間の合計パット数は49回しかない。

「実は今日の朝、まともに練習できなかったんですよ。僕、高所恐怖症なんです」おもむろに自ら話題を持ち出した高山。聞けばスタート前の練習場での出来事だった。コースの練習場は斜面に向かって打つ形状になっているが、打撃スペースは2箇所設けてある。1つは最下点の芝生から斜面の壁に向かって打つところ。もう1箇所はそこから高さ30メートルも高い位置に屋根付きで、打ち下ろすタイプの練習場だ。

この日、早い時間にスタートする選手がコースに来たときには、前夜からの雨が少し残っていた。全選手が屋根付きの練習場を使用していたため、高所恐怖症の高山は下が使えなければしょうがない、と自分に言い聞かせ屋根の中に入った。しかし、その高さは高山の想像をはるかに超えた高さだったため、足がすくんでスイングができなかったと言う。

「へっぴり腰になっちゃいまして・・・。明日からは絶対に下まで降りますよ。じゃなきゃ練習はしませんね」。練習で変なスイングになってしまったかもしれないと、不安な状態でプレーをした高山だが、思い切って振り切れなかったからこそトラブルもなくノーボギーでラウンドできたのかもしれない。残り2日間、好スコアを出し続けるためには、あえて打ち下ろしの練習場に挑戦したほうが良いのかもしれない。(編集部:本橋英治)

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2009年 東建ホームメイトカップ



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