藤本佳則のスイングをスーパースローで見る
2012年 ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/24〜05/27 場所:ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉)
藤本&川村 “ルーキーズ”が今週も上位フィニッシュ
千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで開催された国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」最終日。9アンダーの5位タイから出た藤本佳則は「72」とスコアを伸ばせず通算9アンダーのまま、6位タイに順位を落として4日間の大会を終えた。
3日目終了時点で単独首位に立っていた藤田寛之との差、6ストロークを追いかけた藤本は、出だしの1番(パー5)でバーディ発進を決めたものの、その後はグリーン場で苦しむ展開。2番以降は9番までパーが並び、後半インでは1バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかった。
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最終組が足踏みを続ける流れの中、後方から優勝争いに加われず「アマチュアの頃から、(ツアートーナメントで)トップ10には入れるけれど、なかなか優勝ができない」と、ホールアウト後は憮然とした表情。それでも賞金414万円を獲得し、賞金ランキングは9位に浮上。開幕6試合を終えた段階で、1843万円に賞金額を積み上げ、来季のシード権取得に早くも“当確”ランプをともした。
また、藤本と同じく今季のツアールーキー、川村昌弘も最終日は「72」に終わったものの、通算5アンダーの13位タイフィニッシュ。今季獲得賞金額は約1200万円とし、ランキングも17位。「シーズン前半戦に良い結果を残せていることは自信になる」と充実感を語る。
それでも、この日は後半インで「37」とスコアを落としたことから、「最終日の前半に良いゴルフができても、後半に崩れてしまう試合が続いている。来週は最後にすっきりとした気持ちで帰れるようなゴルフをしたい」と満足した様子は無かった。(千葉県木更津市/桂川洋一)