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片岡、痛恨のバンカーミス!6打差5位タイに後退

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の3日目。単独首位でスタートし、序盤からスコアを伸ばす藤本佳則を追い上げる1番手として奮起していたのは、通算7アンダー単独4位からスタートした片岡大育だった。

最終組の1つ前でラウンドした片岡は、2番でバーディを奪うと4番パー5でもバーディ。さらに9番、13番と比較的スコアを伸ばしやすいパー5でバーディを奪い通算11アンダーまで伸ばしていた。

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ところが、15番で罠が待っていた。ティショットをフェアウェイ右サイドのバンカーに入れてしまうと、残りが220ヤードという状況で手にしたのはユーティリティの3番。バンカーのアゴは少しせり出しているが、そこまで10ヤードはあったため、上を抜けるイメージだったが、無情にも打球はそのアゴに当たって、すぐ下にたたき落とされた。

3打目は脱出するしか手段がなく、4打目でグリーンをとらえたが2パットでダブルボギーをたたいてしまった。そると、17番でもボギーをたたき通算8アンダーでホールアウト。一時は首位藤本を捕らえる勢いだったが、首位とは6打差の5位タイまで後退してしまった。

「15番ですよね、バンカーに入ってアゴに当たって、普通に“ダボり”ました。ただ、それでリズムを崩したとかではないです」。確かに、その後17番でボギーをたたいたが、16番、18番は着実にパーをセーブするゴルフを見せた。しかし15番のダブルボギーがなければ、最終日に最終組でラウンドする権利を掴むことはできたはず。

「ゴルフの調子自体は悪くないので、明日も攻めのゴルフでピンを狙って、どんどんバーディを狙っていきたいです」と意気込む。初日には宮里聖志、そしてこの日は横尾要が6連続バーディを記録。攻めのゴルフが奏功すれば、ビッグスコアも出るコースだけに、最後まで諦めずに逆転でのツアー初優勝を目指す。(静岡県浜松市/本橋英治)

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