今年が日本ツアー初参戦となる韓国のヤン・ジホがチャレンジ開幕戦を制した

徳島県のJクラシックゴルフクラブで開催された、国内男子チャレンジツアー「Novil Cup 2012」の最終日。2位タイからスタートした韓国のヤン・ジホ（23）が「67」で回り、通算4アンダーで逆転勝利を飾った。

ジホは昨年末のファイナルQTを15位で突破し、今シーズンが日本ツアー初参戦。今回の勝利が、韓国ツアーを通じても初めてのタイトルとなった。今月12日（木）に迫った国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」にも出場する予定で、「メイン（レギュラー）ツアーのシード選手になる」という目標に向かって弾みをつける1勝となった。

＜＜　下に続く　＞＞

通算2アンダーの単独2位に岡茂洋雄。通算1アンダーの単独3位に室田淳が入った。単独首位からスタートした伊佐専禄（いさ・せんろく）は1つ落とし、川岸良兼と並び通算1オーバーの4位タイに終わっている。

■ ヤン・ジホ／2イーグル、2バーディ、1ボギー「67」 通算4アンダー 優勝

「とてもゴルフのコンディションが良かったのと、優勝争いとかは何も考えないでプレーしたことが良かったです。それが優勝という結果につながってくれたと思います。韓国ツアーではシード選手ですが優勝はないです。プロ初優勝になります。日本のツアーはアジアの中で一番大きいツアーで韓国よりも近いですし、コースコンディションも似ているので、挑戦しようと思いました。今年はメインツアーのシード選手になることが目標です。チャンスがあればメインツアーでも優勝したいと思います」