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17勝目の谷口徹「今までこういうのは無かった」

千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開催された国内男子ツアー第20戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」最終日。首位タイからスタートした谷口徹が6バーディを奪って通算15アンダーとし、2位に5打差をつけて今季初勝利を飾った。決勝ラウンド2日間はいずれもノーボギーと他を圧倒する内容だった。

序盤から「ショットは完璧」という内容ながら、思うようにスコアが伸ばせない展開が続いた。前半で2つのバーディを奪うも、後続が気になる。しかし11番。「入れないとマズイ、とらえられる雰囲気がある」とサングラスの奥を光らせ、5メートルのバーディパットを沈め通算12アンダーに。勝負所でしぶとく単独首位に立つと、その後は悠々と一人旅。16番、18番とボギーのリスクが低い2つのパー5が終盤に控えていることもあり「袖ヶ浦はホール数が残っている方が絶対に有利だ」と余裕を持って最終組でゴールテープを切ってみせた。

ラウンド中、リーダーズボードに目をやり、気になったのは“弟子”たちのスコアだった。数年前からアドバイスを送り、練習ラウンドをともにする松村道央諸藤将次。自分を2打差で追ってスタートしたが、結局松村は通算10アンダー2位、諸藤は「73」と崩れて通算5アンダー17位。「師匠と弟子はこれくらい差が無いと。今日で分かったでしょ」とふんぞり返る。そして「やっと見せられた」とホッとした表情で続けた。

賞金王2回。これまでは単独行動を好んで戦ってきた。しかし「若い選手、自分よりも飛ぶ選手を仲間に入れた方が、自分も近づこうとする。彼らも彼らで上手くなって、良い成績が出たら嬉しいし。それに、まだまだ優勝できる姿を彼らにも見せたい」と考え方に変化が出てきたのはここ数年のこと。「嫌でも先頭に立たなくちゃいけない」と、勝利に飢える自分にプレッシャーをかけ、打撃練習場に多く足を運ぶようになった。

「やる気、可能性を感じるか。ゴルフに対しての気持ちがあるかないか」という“入門条件”を満たした松村と諸藤は、いずれも谷口に師事してから初優勝を飾った2人だ。だが「チヤホヤされるとダメになる。だから厳しく言う」。9月の「フジサンケイクラシック」で涙の初勝利を飾った諸藤には「あれは2日間だろう(荒天による36ホールの短縮競技)。優勝じゃない。このまま喜んでたら、すぐ消えるぞ」。また、16歳のトップアマ伊藤誠道には「彼には人間的なことをね。ピノキオみたいに鼻が伸びないように」と「ジュニアの大会でたくさん優勝して、勝つことをちゃんと覚えてこい」口酸っぱく言う。

弟子たちはホールアウト後、18番グリーンの裏で完敗を認めてから師匠を出迎えた。「待ってなかったら、シバいたろうと思ってた。でも今まではこういうの、無かったな。水かけられたから優勝の余韻が覚めたわ」。17度目の勝利の味は、いつもと少し違っていた。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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