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通算5勝目の近藤共弘「初優勝の気分」

兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースで行われた国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」は24日(日)の最終日、近藤共弘が単独首位を守り続け、2008年「中日クラウンズ」以来3年ぶりとなるツアー通算5勝目を飾った。

日没サスペンデッドとなった前日3日目の未消化分、第3ラウンドの4ホールをすべてパーとし、単独首位のまま最終ラウンドを戦った近藤。前半8番でボギーを叩き、一時は矢野東増田伸洋に通算15アンダーで並ばれたが、焦りは微塵も無かった。

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「10番ホールに歩いているときにリーダーズボードを見た。並んでいたけど、自分の調子を含めて、ある程度の自信があった。サンデーバックナインの勝負だなと」。その言葉通り、冷静に後半に4つのバーディを重ね、終わってみれば2位に4打差の圧勝。最終ラウンドは「66」をマークして通算19アンダー。大会史上最多アンダー優勝を決めた。

3年ぶりの勝利。「本当に久しぶりすぎて、初優勝みたいな気分」と、おどけた。ここ2年は原因不明の両足裏の痛みに悩まされている。病院を回り「レントゲンを撮っても、MRIで見ても『異常なし』と言われる」シューズの中敷きは何度も改良を重ね、今大会からトレーナーを初めて帯同させた。

それでも「深く考えるのは好きじゃない」という性格が、この32歳を支えているのかもしれない。「ナーバスになったり、落ち込んだりしてもしょうがないと考えている」。治らないなら痛みと付き合うしかない。2年間勝てなかったが、前に進むしかない。「年々、ゴルフが楽しくなっている」。いつも飄々と芝の上を歩く姿は、強さの象徴でもある。

次戦の「中日クラウンズ」は地元・愛知で開催される。「去年予選落ちしたんで、地元ですし、いい状態で入りたい」。言葉では精いっぱい意気込むが、きっと普段通りの表情で和合に乗り込んでくるはずだ。

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