杉浦悠太ら11人が初出場 谷原秀人は3連覇をかけて最終戦へ
2023年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:11/30〜12/03 場所:東京よみうりCC(東京)
“史上5人目”まであと2751万円 賞金王・中島啓太「強い選手で終われるように」
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前(28日)◇東京よみうりCC(東京)◇7023yd(パー70)
前週「カシオワールドオープン」で初の賞金王を確定させた中島啓太が、2年ぶり2度目の最終戦に臨む。21年大会はアマチュアとして参戦したため、プロとしての出場は今大会が初めてとなる。
<< 下に続く >>
9月「パナソニックオープン」でプロ転向を果たした昨年は、7試合に出場して賞金ランク59位で終了。最終戦のフィールドに入れず、観客として会場を訪れた。「ずっと10番グリーンにいた。11番も難しいですし、どういう流れでプレーしているのかなっていうのが気になった」と各選手のプレーを見守った。
プロとして初のエリートフィールドに、今季は3勝を挙げた賞金王として参戦する。現在、獲得賞金の総額は1億7248万6179円。優勝して4000万円を得れば、2016年の池田勇太以来ツアー史上5人目の2億円超えとなる。金額へのこだわりは持っていないというが、「賞金王として、最終戦を勝つことに魅力を感じています」と頂点を狙っている。
今週を終えれば、米ツアー参戦を目指して渡米。12月14日(木)開幕のPGAツアーと下部コーンフェリーツアーの来季出場権をかけた最終予選会(ファイナルクオリファイイングステージ)に挑戦する。「今週優勝して、アメリカに行きたい。最後まで、ことし強い選手で終わりたい」。マネーキングのタイトルで満足することはない。(東京都稲城市/谷口愛純)
<年間獲得賞金2億円超えの歴代賞金王>
94年/尾崎将司(2億1546万8000円)
96年/尾崎将司(2億964万6746円)
01年/伊澤利光(2億1793万4583円)
13年/松山英樹(2億107万6781円)
16年/池田勇太(2億790万1567円)