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プロ転向後ワースト“75”で1打及ばず 中島啓太は今季初の予選落ち

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 2日目(29日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆2228人)

賞金ランキング1位の中島啓太が通算3オーバー71位となり、今季国内ツアー出場17試合目で初の予選落ちとなった。ここまで平均ストローク「69.232」と抜群の安定感で年間レースをリードしてきた23歳が、昨年9月のプロ転向後の日本でのワーストに並ぶ「75」。カットラインに1打及ばなかった。

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オーバーパーを打つのも、スポット参戦の海外ツアーを除けば今季3度目だった。「すごく苦しい流れ」と振り返った前半は、4番で左奥のカラーから長いバーディトライがオーバー。返しを外してボギーが先行すると、6番もショートパットがカップのふちをクルッと回って戻ってきた。

3つ落として折り返した後半も「いいチャンスが作れず、簡単にボギーを打ってしまった。残念です」。2個のバーディ直後にいずれもスコアを落とすプレーを悔やんだ。

「予選落ちしない選手はいないと思いますし、しっかり切り替えて」と言った上で、「予選通過することはプロゴルファーにとって一番大事なところ。しっかり反省したい」。唇をかみ、次戦となる2週後の「日本オープン」(大阪・茨木カンツリー倶楽部 西コース)に向けて立て直しを急ぐ。

「ショットもあまり良くなかったですし、いいパットも2日間で数回しか打てなかった。もっと練習をたくさんして、自信を持って初日スタートできるようにしたい」とビッグタイトルを見据えた。(愛知県みよし市/亀山泰宏)

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