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比嘉一貴が今季7回目のトップ10入り 賞金王レースに照準

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 最終日(2日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)

比嘉一貴がしり上がりに状態を上げて賞金ランキングトップをキープした。1アンダー31位だった初日から日々浮上し、通算9アンダーの3位でフィニッシュ。今季4勝目を逃しても、7回目のトップ10入りを決めた。

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前週の「パナソニックオープン」は体調が思わしくなく、ショットとパットが噛み合わないまま予選落ち。束の間の休息で状態を整え、4日連続でアンダーパーをマークした。今季の獲得賞金は9221万5233円で“大台”も見えた。

初の賞金王のタイトルがかかるシーズンは秋の連戦に差し掛かり、「結果的に賞金王になれればと思っているが、どこか意識しているところがある」と自らにくぎを刺した。「気負わずにやりたい。(レースは)現状、リードしているだけ。賞金もこれから高くなるので分からない。僕としてはもう1勝、2勝と勝ち星を重ねられれば」と初心を思い出す。

次週をオフにし、2週後にPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)に参戦する。57位に終わった前年の借りを返したい。「去年は自分のペースでゴルフができなかった。今年は去年よりは自信を持って臨めると思う。厳しい戦いを楽しんでできれば」と日本ツアーの代表としてプレーする。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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