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アマチュア世界1位の中島啓太がプロ転向発表 「パナソニックオープン」でデビュー

世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大4年)が12日、プロ転向を宣言した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)を通じて明らかにした。デビュー戦は22日開幕「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」(兵庫・小野東洋GC)で、昨年、史上5人目のアマチュア優勝を遂げた舞台をプロとして迎える。

中島は2018年のアジア大会で日本男子では20年ぶりの金メダルを獲得。20年11月に世界アマチュアランキング1位になると、21年「日本アマチュア選手権」を制覇して同年9月「パナソニックオープン」で史上5人目のアマチュア優勝を遂げた。さらに11月「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」を制して、松山英樹金谷拓実に次ぐ快挙を成し遂げた。

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今年は1月のPGAツアー「ソニーオープン」に出場し、海外メジャーの「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」にも参戦した。男子では史上初めて2年連続2度目の「マーク・マコーマックメダル」を受賞して臨んだ9月「世界アマチーム選手権」では個人戦を通算1オーバー53位で終え、チーム戦は7位だった。

タイガー・ウッズコリン・モリカワらが所属する米国のマネジメント会社「エクセルスポーツマネジメント」と日本人選手として初めて契約、テーラーメイドと用具契約も済ませている。海外ツアー進出に向けたサポート体制も整っている。

JGTOの青木功会長は12日付でツアーメンバーの登録を済ませた中島を歓迎。「これから長く続くプロの世界では、良い時ばかりではないはずです。時には思うようにいかない苦しい時もあるでしょう。そのような苦しい時こそ、ゴルフに対して真摯に向き合い、謙虚な姿勢で日々の努力を怠ることがなければ、必ずその先に光が見えるはずです。今後の更なる飛躍を期待しています」とコメントを寄せた。

中島はツアーメンバー登録により、21年「パナソニックオープン」優勝で得た資格で23年までのツアー出場資格が可能となる。

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