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“原点”の日本プロ 比嘉一貴は平常心で18年ぶり国内メジャー連勝なるか

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 事前(3日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71)

比嘉一貴が初めて観戦したツアー競技は、2007年に地元の沖縄・喜瀬CCで開催された「日本プロ」だった。当時12歳。伊澤利光の復活優勝を目に焼き付けた。「ちょっと思い入れはあります」と位置づけを明かす。

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今大会で今年6月「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」に続く国内メジャー2連勝となれば、S.K.ホ(韓国)が2004年の「ツアー選手権」と「日本プロ」で成し遂げて以来の快挙。「そこは気にしてないですね」と笑い、「(国内)メジャーだからというより、もう1勝2勝と勝利を重ねたい。同じ気持ちで挑むだけ」。賞金ランキング1位の27歳は平常心を強調する。

アップダウンに富む丘陵コースで警戒するのはグリーンの傾斜。「段もきついですし、細かい傾斜もたくさんある。下り(のライン)につけちゃうと、グリーンは出るまではないにしても、2m以上(オーバー)は覚悟しないといけないところもある」。高水準のフェアウェイキープはもちろん、「消極的なプレーに見えるかもしれないけど、ピン位置次第では上りにつけることを最優先に組み立てることも大事なのかな」と思考を巡らせた。

初出場した7月の海外メジャー「全英オープン」の前にはDPワールドツアー(欧州ツアー)へのスポット参戦を重ねた。東北福祉大の先輩でもある松山英樹から常々言われてきた「どんどん海外に出た方がいい」という言葉の意味を再確認した部分もある。

「視野に入れている」と話す欧州ツアーの出場権をかけた予選会は、今月17日がエントリー期限。同時点の日本ツアー賞金ランク上位3人は11月にスペインで行われるファイナルステージからの挑戦が可能となる。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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