サウジアラビア政府系ファンドが支援するLIVゴルフのCEOを務めるグレッグ・ノーマン氏（オーストラリア）が1日、米フォックスニュースのテレビ番組に出演し、PGAツアー界の“至宝”でもあるタイガー・ウッズが7億ドル（約930億円）から8億ドル（約1066億円）とされる破格の契約金を断っていたことを明かした。
「タイガーにはCEOになる前から声がかかっていたし、その数字も出ていた」と説明した。
海外メジャー15勝を含むPGAツアー82勝のウッズは、7月「全英オープン」の会見の際に「LIVを選んだ選手に賛同できない」と新リーグを批判していた。
フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソンらが出場している「LIVゴルフシリーズ」は2023年のリーグ戦を今年の8試合から14試合に増やした。また、賞金総額は4億500万ドル（約548億460万円）で実施される。
