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「選手にニックネームをつけて」 男子ツアー盛り上げへ新会長・谷原ら

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(30日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

2022年男子ツアーの国内初戦を迎え、今季から選手会長を務める谷原秀人と副会長兼広報委員長の小田孔明は報道陣に対し「ツアーを盛り上げていきたい」と新たな取り組みを目論んでいると説明した。

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谷原は「選手の素の姿を知ってもらいたい」とし、各大会の主催者に練習日からの観客動員を依頼している。「PGAツアーや欧州ツアーでは練習日から入れて、より(ファンとの距離が)近くなれる。声をかけづらいとかあるので、近付く努力を。怖くないんだよって」。写真の撮影スポットを設けてSNSで発信したり、年間でインパクトがあった選手を表彰したりする案も浮上しているという。

さらには「最近、ニックネームがある選手が少ない」とメディアに命名を呼び掛けた。「ギャラリーの人にも呼んでもらえるように。ニックネームの方が親しみやすいのではないか」と話した。

谷原と小田は互いに「コウメイ」「タニ」と呼び合っており、「普通です(笑)。同級生なので、昔からこれ。“諸葛”でもいい」(小田)と自ら提案する場面もあった。

かつて片手で懸垂をするほどの筋肉を持ち合わせ“ポパイ”の愛称で親しまれた倉本昌弘は「男子にコアなファンはいる。少しずつ増やしていったらいいけど、選手の意識を変えていかないと難しいとは思う」と強調した。

「僕らの時代は本当に強い選手は年間何勝もして、ファンの人に印象づけられた。試合数が少ないと、間も空いて優勝しても印象が薄れてしまう」といい、優勝者が多いことはフィールドが厚いことを示す一方で、年間25試合しかない男子ツアーを盛り上げきれない要因のひとつと指摘した。(三重県桑名市/石井操)

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2022年 東建ホームメイトカップ



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