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金谷拓実は“プロ一周年” 「粘り強く回れたかな」

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(15日)◇琵琶湖CC(滋賀)◇6986yd(パー71)

初日の4アンダー「67」に比べると、この日の1アンダー「70」は地味なスコアに違いない。それでも、前半の2オーバーを後半の3アンダーで巻き返した金谷拓実は、首位と6打差の通算5アンダー17位で決勝ラウンドへ駒を進めた。

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「前半はミスショットが多かった」と2ボギーで折り返したが、後半10番で3mを沈め、15番も4mのバーディパットをねじ込んだ。16番(パー5)では会心の2打目が、空中の高圧線に当たって無罰で打ち直しとなりパー止まり。「結構良いショットだったので、(抜けていれば)まあイーグルだったかな」と笑ったが、続く17番(パー3)で下り5mを沈めて3バーディ目。つかんだ流れは離さなかった。

「プロになって思うことだけど、4日間でどうしてもうまくいかない日が1日はある。そんな中で前半スコアを落としながら、後半アンダーで回れたのは粘り強く回れたかな」と胸を張った。

プロになって丸一年。国内ツアーは15戦に出場し、予選落ちはない。「この1年あっという間だったし、こういうふうに1年は過ぎていく。1日1日を大切に過ごしていきたい」という23歳。「明日は『65』を切るようなプレーをしたい」と意気込んだ。(滋賀県栗東市/今岡涼太)

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