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【GDO EYE】“日本のT.ウッズ”“総合的に強い”選手からも賛辞が続々

「フジサンケイクラシック」を制したのは、今季3勝目を飾った石川遼。2位に5打差をつける通算12アンダーの圧勝、4日間すべてでアンダーパーを記録したのは石川だけと、ワンランク上の安定性の高さ・強さを存分に見せ付ける結果となった。その強さには、他のプレーヤーも賛辞を送るしかないようだ。

昨年の「キヤノンオープン」以来の同組となる決勝ラウンド2日間を共にした武藤俊憲は、「成長していますよね。うまく自分で間を作ること、自分の時間を使って自分をコントロールできるようになっている」と舌を巻く。同じく最終組をラウンドした久保谷健一も、「遼くんくらいのショットが打てれば、僕もいつでも(優勝まで)いけますよ」と苦笑していた。

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単独3位で終えた小田孔明も、「このコンディションの中で10アンダーを越す遼くんはすごい。止められないというより、止まらない。総合的に強いですね。17歳にずーっと勝たせたくないけど…」と、お手上げムード。5打差の単独2位で終えた丸山大輔に至っては、ラウンド中に優勝への意識を聞かれ「いや、全然。日本のタイガー・ウッズですから。見えていません」と最大級の賛辞を送る。

この数週間を見る限り、爆発力と脆さが同居していた石川遼の姿はまったく見えない。プロによっても評価ポイントが人それぞれで、ショットを挙げればパットを挙げるプロもいる。つまりは小田の言う通り、弱点の見当たらない「総合的な強さ」を身につけつつある。以前、青木功が石川を「末恐ろしい」と評していたが、早くも“恐ろしい”程の強さを見せ始めた。(編集部:塚田達也)

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2009年 フジサンケイクラシック



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