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名前の由来は間違えたけど…古川雄大がプロ5戦目メジャーVに挑戦

◇国内メジャー◇日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 3日目(5日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

過去10大会で8人が初タイトルだった一戦は、今年も上位にフレッシュな顔ぶれがそろった。トップ10のうち8人がツアー未勝利。やはり初優勝を狙う3人で形成される最終日最終組の中でも、最もキャリアが浅いのが古川雄大。首位と4打差の通算7アンダー2位で並ぶ大岩龍一とは同じ1997年生まれだが、プロ10戦目の大岩に対して古川はまだ5戦目。2012年大会の藤本佳則に並ぶツアー最速での日本タイトル獲得がかかる。

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この日も最終組での18ホール。前半4番、UTでのティショットを思い切りダフったことで、緊張を受け入れて開き直ることができた。続く5番から連続バーディを奪うなど、5バーディ、1ボギーの「67」でプレー。「最終組で回れて楽しい。ゴルフをやっていて良かったと思いました」と初々しさ全開の笑顔を見せつつ、「あすも最終組で回れることは不思議と驚いていないです」とも言った。

1学年上の金谷拓実はツアーを引っ張る存在になり、同学年の片岡尚之が5月に初優勝。1学年下で福岡出身の共通点を持つ清水大成が優勝争いに絡む姿も見てきた。自分だって―。ライバル心、焦燥感といったすべての感情が原動力になっている。

「雄大」と書いて「ゆうき」と読む。3位タイと好スタートを切った初日、名前の由来を聞かれて記憶を頼りに説明したが、これが勘違い。記事を見た家族から「いい加減なことを言わないで」とクレーム?が入った。「『雄大』な心を持ち、人々に『勇気』を与えられるように」というのが両親の込めた思い。上位をキープしたことで、大会を中継するNHKの放送でもしっかりと“正解”が紹介され「ありがとうございます。覚えていただけたら」と笑った。

3日間でパーオン率2位(79.63%)、パーキープ率1位(92.59%)と難コースで安定感が光る。両親と妹も福岡から急きょ応援に駆けつけた。「自分のマネジメントに従って、優勝したいです」。成り上がる大チャンスを逃すわけにはいかない。(茨城県笠間市/亀山泰宏)

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2021年 日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills



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