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「テレビの前で僕もドキドキ」 石崎真央が追う同期の背中

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(28日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7349yd(パー72)

ラウンド中にリーダーボードを見て、23歳の石崎真央はがぜん燃えた。「ナオと3アンダーで並んでいた。ナオにだけは勝とうって」。後半1番で8mを沈めると、6番(パー5)は第2打をカラーまで運んでバーディ。ボギーなしの5バーディ「67」で首位と4打差の5アンダー7位につけた。

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「ナオ」とは東北福祉大の同期である片岡尚之。大学時代から同期の中では抜けた存在で、「ナオに追いつこう、追いつこうと頑張っていました」。その片岡が3週前の「ジャパンプレーヤーズ by サトウ食品」で初優勝。自身も出場権のある試合だったが、左手首の腱鞘(けんしょう)炎で欠場を余儀なくされた。

「ずっとドキドキしてました。去年から下部ツアーでもずっと一緒に練習ラウンドをしてきて、いいときも悪いときも見てきた。『いまのショットは良かった』とか『いまのはちょっと…』とか。僕も一緒にいるかのような感じでした」。感情移入たっぷりでテレビにかじりつき、歓喜の瞬間を見届けた。

2020年と21年が1シーズンに統合された今季にあって、レギュラーツアー出場はまだ3試合目。4アンダー17位の片岡を1打上回ってのスタートを喜びつつ、限られたチャンスで貪欲に上を狙う。(岡山県笠岡市/亀山泰宏)

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2021年 ~全英への道~ミズノオープン



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