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石川遼は「ライン」を修正 御殿場で5年ぶりアンダーパー&予選通過

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目(13日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

「ここで、このコースをダメだと思ったら負け。いったん落ち着いて、きょう根拠あるパープレーで回れるマネジメントをすれば、(苦手意識は)払しょくできる」。初日7オーバーで78位タイと出遅れた石川遼は、「67」の巻き返しの要因に「ラインの修正」を挙げた。2012年までに2勝を挙げた大会で、17年以降の連続予選落ちを3年でストップさせた。

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直近3大会で一度も記録していなかったアンダーパー。「(普段よりも)攻めたという感じはない」と言いながら、石川は出だし2番から2連続バーディを奪い、好スコアにつなげた。前日の居残り練習で、ショット時の構え、ターゲットへのラインに注目。「スイングが変わっている過程でアドレスがまちまちになっている。そこを確認して、1Wショットが良い感じでドローするようになった」と、ティショットへの不安を少なくした。

6バーディを演出したグリーン上では「パットの(イメージで)ラインをより鮮明に描いた」という。「僕は(ラインを)淡白に読む感じなんですけど、3、4mのチャンスをしっかり決めていきたいと思った。自分の読みとタッチをしっかり理解して打つように」。最終18番(パー5)も、下りの3mをジャストタッチで沈めてバーディフィニッシュに成功した。

18年に改修されたコースは戦略性が強化され、大会でのパー設定は以前までの72から70に変更された。石川自身、バーディがより多く出たかつてのイメージとのギャップが残っていたという。「(改修後のコースには)自分で気づいていないリスクがある。狙うところ、狙わないところの“線引き”が、アグレッシブなほうに寄っていた。どうしてもパーを取りたくて、突っ込みすぎたり、寄せに行きすぎたり…」。ミスを無理に取り返そうとすると、危険度が上がる。心構えのラインにも変化を施した。

決勝ラウンドに進むのは実に5年ぶり。もちろん、現在の通算4オーバー39位タイのままでは上位争いに加われない。ムービングデーにさらなる攻勢をかけたい。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2020年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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