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石川遼はドライバー&スプーンの精度に課題抱え「全米オープン」へ

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(6日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71)

石川遼はメジャーの狭間の国内ツアーを21位タイで終えた。3アンダー9位から3バーディ、6ボギーの「74」とスコアを崩し通算イーブンパー。進行中の新しいスイングづくりについて、「なかなか体現できない。自分の脳と神経がつながりきっていないんだなという気がする」とロングゲームへの不安を解消できていない。

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プレーオフで敗れた堀川未来夢は首位から6打差のスタート。5打差をおいかけた石川にも逆転のチャンスはあったはずだったが、ティショットに苦しむ姿は変わらなかった。週末2日間のフェアウェイキープ率は50%。「1Wと3Wがアイアンショットに比べてクラブ全体をコントロールできていない。ぜんぜんダメ。少し、ガマンかなと思う。そこが良くならないと、難しいコース、世界でもなかなかゴルフにならない」と課題をはっきりさせた。

アイアンショットについては「(目標の)7、8割は来ている感じがある。4日間を通して評価できる」と思えた。また、今週から海外での出場試合を想定して投入した5Wにも好感触を得た。前半8番、残り230ydの深いラフからグリーン近くまで運んでパーセーブ。「気持ちを切り替えて、自分が練習してきたことでパーを獲れた。…ある意味、自分で曲げておいて、メジャーでもありえそうな3打目から寄せワンみたいのがやれたのは、プラスと捉えるしかないかな」と苦笑いした。

次週、8月の「全米プロ」と同じように田中剛コーチと渡米し、17日(木)開幕の「全米オープン」(ニューヨーク州ウイングドフットGC)に備える予定だ。

8カ月ぶりに再開した日本ツアー。「コロナ禍でも大会が運営されて、選手も気をつけながら開催ができたこと、トーナメントが無事に終わることができたのは成功体験のデータとして残る。今後へ大事な試合だった。主催者、運営を安全にやっていただいた方に感謝します」と残して、再びメジャーに臨む。(山梨県富士河口湖町/桂川洋一)

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