2020年 フジサンケイクラシック
期間:09/03〜09/06 場所:富士桜CC(山梨)
宮里優作は暗闇のホールアウト 久々の“大型ヘッド”に好感触
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(3日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71)
終盤のイーグルもさることながら、暗闇でホールアウトできたことにも満足だった。「あした、ちょっとでも寝たいですからね」。宮里優作が日没直後に「68」で回りきり、3アンダーの暫定3位タイで滑り出した。シーズン再開戦を前に多くのクラブを一新。大型ヘッドの1Wにも久々に好感触を示した。
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前半でツアーセッティングのグリーンに苦戦したのも無理はない。新型コロナウイルス感染拡大による中断中のプライベートラウンドでは「こんなに速いグリーンでやったことはなかった」という。
バックナインで少しずつエンジンが掛かり、17番(パー5)で残り265ydの打ち上げの第2打を3Wで2オンに成功。グリーン右サイドに立つピンに対し、「少しカット目で。ちょっと距離が余っていてどうかなあと思ったが、ピン奥2mくらいについた」と会心のイーグルを奪った。
アイアンを今秋発売のブリヂストンスポーツの新モデル「ツアーB 201CB」(4番―PW)にスイッチし、1Wは同じく夏場にテストしてきた「ツアーB X」に替えた。
欧州ツアーに参戦していたここ数年は、260㏄、300㏄といった小さいヘッドを愛用してきた。460㏄の今作に「ちょっと(心理的な)抵抗があったんですけど、振ってみたら小さいドライバーの性能が“乗っかった”みたい」と手応え。これまでの“ミニドライバー”もツアー会場に持ち込み、復調への道を探っている。(山梨県富士河口湖町/桂川洋一)
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