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青木功JGTO会長 新スローガンは「感動・歓喜・感謝」

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は24日、都内で開いた2020年度の日程発表会見で、試合数増加につながらない現況について「スポンサーがあってのこと。一生懸命、我々は営業をしています。試合を『やりたい』というところから、なかなか(開催に)踏み切ってくれないというのが現状です」と実情を語った。

2020年の賞金ランキング加算対象の試合数は前年比2増2減の25試合。賞金レースにおける総額は32億6060万円で青木が2016年に会長職についてからは最低となった。今平周吾が2年連続で賞金王に輝いた19年シーズンを「見ごたえのある試合が多かった」と評し、最終日のテレビ視聴率が2年続けて伸びたこと(17年3.6%、18年4.2%、19年4.7%/ビデオリサーチ調べ・関東地区)を好材料に挙げたが、目標に掲げてきた試合数増をなかなか実現できずにいる。

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「ここ数年の女子ツアーの活況を見て、どうしても『男子ツアーが地味だ』という意見も多く聞きます。選手の技術レベルは年々が向上しながら、人気が今ひとつであるという意見も真摯に受け止めないといけない」と、渋野日向子の活躍に沸く国内女子ツアーを意識しないわけにはいかない。

2020年は「感動・歓喜・感謝」のスローガンを掲げるという。「2020年はもう一度プロ意識の原点に戻る一年であってほしいと願いを込めた。選手ひとりひとりがそれをきっちり表してくれれば男子ツアーの活性化につながると思う」とメッセージを投げかけた。(編集部・桂川洋一)

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