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ダボ締め石川遼「いいスタートは切れた」

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(5日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)

2位で終えた2016年以来3年ぶりの出場となった09、10年大会覇者の石川遼は6バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」でプレー。3アンダー暫定6位で初日を終えた。

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濃霧のためティオフは1時間遅れの午前8時50分となった。「ルーティンは変わってしまったので、初日ですしピリッとした感じはありました」と普段よりも長く練習をこなし、食事も1回多くとり、時間の使い方を調整した。

インコースからスタートし、前半12番でバーディを先行。14番ではピン手前10mを決めこぶしを握った。17番(パー5)で2打目をグリーン手前まで運び、難なく寄せて3つ目のバーディ。18番でピン左2.5mを決め、4アンダーの単独首位で折り返した。同組の比嘉一貴チェ・ホソン(韓国)の3人で、前半だけで11のバーディを奪い、リズム良く回った。

後半に入り1番をボギーとしたが、3番(パー5)で2打目をグリーンエッジまで運んでバーディ。さらに1つ伸ばしたが、最終9番でティショットを右へミス。つま先上がりのラフからの2打目を「スライスをかければバーディチャンスもある」と果敢に攻めた結果、「ライの状況判断が悪かったのか、思った通りに曲がってくれなかった」とボールはグリーン左の池に吸い込まれた。

痛恨のダブルボギー締めとなったが、フェアウェイキープ率84.62%とドライバーショットは前週から好調をキープする。「いいスタートは切れたので、残り3日間、優勝に向かって気持ちを切り替えていけると思う。まずは明日の予選通過に向けて、リセットしてって感じですかね」と前を向いた。(山梨県富士河口湖町/柴田雄平)

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