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2014年 全米オープン
期間:06/12〜06/15 場所:パインハーストNo.2コース(ノースカロライナ州)

2度の心臓移植からマスターズへ「諦めるな」

この人が勝っていたら…とも思う。けれど、勝つことよりも大切かもしれないものを、この人はいつも教えてくれている。マーティン・カイマー(ドイツ)が後続に8打差をつける圧勝でメジャー2勝目を挙げた「全米オープン」。リッキー・ファウラーとともに2位に入ったエリック・コンプトンは、総立ちのギャラリーの大歓声を浴びてホールアウトした。

「ここにいるだけで、僕は幸せだ」。

コンプトンはメジャーリーガーを夢見ていた9歳のとき、ウィルス性心筋症と診断された。12歳で心臓移植手術を受け、父にゴルフ場に連れて行かれた約1年後、リハビリもかねて本格的にこの道に進んだ。大学卒業とともにプロ転向したが、29歳の時には2度目の移植手術を経験。医師からは「もうプロゴルフの世界には戻れない」と宣告されたにも関わらず、投薬治療などを続け、第一線に復帰。ウェブドットコムツアーで1勝を挙げるなど、ここ数年で復活をアピールしてきた。

ツアープロとして国内を転戦する傍ら、同じ境遇にある人々を勇気づけ、移植手術に対する世間の認知度を高めるため、病院支援や講演など様々な活動を行っている34歳。だが今回、2010年の同大会以来2度目となったメジャーでの姿ほど、印象強いものは無かったかも知れない。ツアー初勝利こそならなかったが、プレーにその生き様が表れていた。

「諦めないことだ。生きていくうえで、僕らはみな、違いはあれど逆境を味わっている。18番ホールで寄せワンを決めた。それも諦めないことの例のひとつだ。世界で最悪のショットを放った後、パーを拾った。全米オープンで2位に入ったんだ。僕がこんな風になるなんて、誰が考えただろう。僕だって想像できなかった」

4位以内に入ったことで、来年度の「マスターズ」出場権を獲得。「夢がかなった」と感慨にふけったコンプトン。

「望みを捨てるな。絶対に諦めるな」

暗闇に支配されたパインハーストの夜。その歯が白く光った。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)

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