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ソチ冬季五輪の余波で?! 北欧勢が首位争い

米国女子ツアー「ISPSハンダオーストラリアン女子オープン」2日目にリーダーボードのトップに躍り出たのは、前半16番(パー3)でホールインワンを記録するなど「65」をたたき出したキャロライン・ヘドウォル(スウェーデン)。初日に単独首位発進を切ったスーザン・ペターセン(ノルウェー)に続き、予選2日間は北欧勢が日替わりで首位に立ち、試合を引っ張っている。

遥か彼方のロシア・ソチでは冬季五輪が開催中だ。スウェーデンとノルウェーは言わずとしれた冬季スポーツの強豪国であり、今回の五輪でもメダル獲得数を競い合う隣国同士でもある。メディアから、1打差の2位につけるペターセンとの対決を問われたヘドウェルの口からも、自然と冬季五輪の話題が上った。

「今はオリンピックも開催中ですしね。私たちも競争する立場だし、楽しみでもあります。私たち(スウェーデンとノルウェー)はお互いに、すべてのスポーツにおいて最高のプレーを求められていますから」。

一方のペターセンも、「ノルウェーの子供は、足にスキーをつけた状態で生まれるのよ(笑)」という冗談を紹介するほどウィンタースポーツに馴染みが深く、冬季五輪への関心はとりわけ高いようだ。今週開幕前日に五輪について問われた時には、「この4日間はオールナイト。小さな国なので、ほとんどのノルウェーのアスリートと顔見知りだわ」と答えていた。

もちろん、盛り上がっているのは北欧勢だけではない。上原彩子も、暇があればホテルの部屋で五輪にチャンネルを合わせているという。スノーボード種目とノルディック複合で計3個のメダル(銀2、銅1)獲得が続き、「すごいことだし、日本人が表彰されることは刺激になる」と声のトーンが1段上がった。

中でも関心を寄せていたのが、「勇気がいるスポーツ。自分の感覚だと怖いです」という、スノーボードのスロープスタイルとハーフパイプ。「精神的に少しでも迷いがあったらケガをしてしまう。ゴルフはミスをしても死ぬことはないし、毎週試合もあるけれど、(五輪出場者は)そうはいかない。懸けている思いが違うと思う」。純粋にスポーツの祭典を楽しみながらも、やはり同じアスリートの視点を通して一喜一憂している様子がうかがえる。

太陽が燦々と照りつける真夏のオーストラリアで見ると、テレビに映し出される“白銀の祭典”はまさに別世界。選手たちはそれぞれの楽しみ方で冬季五輪を意識し、堪能している。(オーストラリア・ビクトリア州/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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