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あと3年!オリンピックへと続く道

2020年のオリンピック開催地が決定するのは、9月7日。現在、東京の他、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市が最後の猛アピールを続けている。

「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」のオフィシャルスポンサーであるミズノ(株)は、「~全英への道~ミズノオープン」の大会初日に、岡本綾子、森島寛晃(セレッソ大阪アンバサダー/サッカー)、山口舞(岡山シーガルズ/バレーボール)を招き、PRイベントを開催。ギャラリーらと共に、オリンピックについて語り合った。

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自身の出場の可能性は笑いと共にきっぱりと否定した岡本だが、「私が教えている子が出場できるなら、是非一緒に行ってみたい」とオリンピックには興味津々。だが、「オリンピック選手になるための指導はしていない。いろんなことを目指すうちに、オリンピックが見えてくる」と、あくまで日々の活動の積み重ねが大事だと強調した。

オリンピックのイメージについて、森島は「世界一を決める大会」、山口は「夢」と形容したが、歴史あるメジャー大会が存在し、国内・海外に立派なツアーを抱えるゴルフ界から見れば、多少事情は異なるだろう。

2016年のブラジル・リオ五輪で112年ぶりに正式種目に復活するゴルフだが、現時点でまだその競技フォーマットすら完全には決まっていないところにも、その複雑さが垣間見える。日本国内でも、JOC(日本オリンピック委員会)からJGAを経由し、強化指定選手として世界ランキングに基づき男女8名ずつが認定されることになっているが、まだ正式発表は行われていない。女子は対象者全員が申請を済ませているというが、男子に至っては辞退する選手も多い。某選手はその理由について、「話が来た時点で、複数団体から “我々が管理します”という話がきた。まだ良く整理されていないみたいだし、(強化選手というのは)そんなにおいしい話なのか?と思った」と、組織の曖昧さを挙げた。

今年、プロデビューを果たした松山英樹がわずか半年で世界ランキングを大きく駆け上がって日本人選手トップに躍り出たように、3年後にどうなっているか分からないという側面も否定できない。それに、今の世界ランキングに則ったシステムでは、アマチュアの出る幕が無いというのも、悲しい現実だ。

まだ3年あるのか、もう3年しかないのか。ゴルフとオリンピックの112年のブランクを埋めるには、もう少し時間が掛かりそうだ。(岡山県笠岡市/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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2013年 〜全英への道〜ミズノオープン

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