最終ホールで劇的な結末! 日本勢は横峯の25位タイが最高位
2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/02〜04/05 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)
藍、桃子から「マスターズ」初出場の石川遼に心強いエール!
閉幕した米国女子ツアーのメジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の翌週、今度は9日(木)に米国男子ツアーのメジャー初戦「マスターズ」が開幕する。昨年、宮里藍と上田桃子がオーガスタを訪れて話題となったが、今年は宮里が日本女子ツアーの「スタジオアリス女子オープン」に出場、上田も「本当は見に行きたかった」と予定が合わず、残念そうな表情を浮かべていた。
その2人から、「マスターズ」初出場を遂げる石川遼に心強いエールが送られた。「遼くんはショットも飛ぶしアプローチも上手いので、意外といけるんじゃないですかね。日本を背負っていくゴルファーとして、上位争いをして欲しいですね」と上田。宮里も「マスターズの雰囲気というものを吸収しながら、思い切ってプレーして欲しい。他の人には、なかなか経験できないことですしね」と、石川に期待を寄せる日本人の1人として高い期待を寄せていた。
さらに2人が口を揃えたのは、「楽しんで欲しい」という言葉。特にこの日、4日間を通じて初のアンダーパーをマークした上田は、「今日、一番大事だと感じたのはメジャーを楽しむことだと思った」と、自らが悟り、好スコアをマークした実体験に基づく言葉。意気込み過ぎず、勇み過ぎず、大舞台を楽しむ余裕を持つぐらいの気持ちでプレーすることが大事なのだろう。だが、石川が初めてオーガスタをラウンドしたその日から、「毎日が楽しみ」と目を輝かせていた姿を見れば、2人の心配は杞憂に終わるはずだ。(編集部:塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。