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被災者支援、私たちにできることは?模索する選手たち

熊本県を中心に続発する地震を受け、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の選手会にあたるミーティング委員会(一ノ瀬優希委員長)は25日、選手が獲得した賞金総額の1%を寄付する対象に熊本県を新たに加えることを決めた。これまでは東日本大震災被災地の岩手、宮城、福島各県に寄付していた。

また、今週の「サイバーエージェントレディス」(静岡・グランフィールズ カントリークラブ)から、試合会場で選手が募金箱を持ち、ギャラリーらに義援金を募る。

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熊本県菊陽町で開催予定だった「KKT杯バンテリンレディスオープン」開幕前日の14日、隣の益城町で震度7を観測した熊本地震が発生し、多くの選手が激震を体験。実際にその目で被災した街を目撃した。同大会は中止となり、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」では、大会期間中にミーティング委員会を急きょ開き、選手たちが自分たちにできる貢献を模索した。

義援金を募るためギャラリーゲートやギャラリープラザにチャリティボックスを設置し、チャリティサイン会の開催で協力を呼びかけたほか、選手が出品したオリジナルグッズのオークションも実施。3日間で総額414万4493円を集めた。日本赤十字社などを通じて、全額を熊本地震の義援金に充てることが決まっている。

ミーティング委員のひとり原江里菜は「チャリティをして(義援金を)もらっているばかりではいけないと思う。自分たちがもっと出来れば良いなと。賞金の何%を義援金に充てるなど前向きに考えられたら」と語っていた。

昨季賞金女王のイ・ボミは昨年12月、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に1000万円を寄付した。発生したばかりの熊本地震については「義援金なのか物資なのか、それとも現地に出向いて被災者を笑顔にすることが先決か」と、金額の多寡だけではなく、支援の形自体を模索していた。

「フジサンケイレディスクラシック」で優勝した大山志保は、優勝賞金の全額を義援金として寄付することを発表した。東日本大震災が発生した際も、いち早く500万円の義援金を送っている。「食料や生活必需品はすでに十分という情報もある。何を送るにしても、被災者に直接届くルートで」と、少しでも効果を伴う支援にしたい考えを明かした。

すでに多くの団体などが熊本地震被災者支援の義援金を募集している。だが、納付先が多く、どこに届くか、何に使われるのかといったことを把握するのが難しいという点が、選手らを悩ませているのも事実のようだ。

東日本大震災から5年を経て、再び起きた大きな地震。熊本出身選手だけでなく、海外から参戦する選手も一丸となって、チャリティを呼びかけた。プロスポーツ選手にできる貢献、プロスポーツ選手だからすべき支援--ある意味では自分たちの存在意義を問うような模索が続いている。結果として現れる行動は様々だが、復興を願う気持ちはひとつだ。(編集部・糸井順子)

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糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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