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立場が人を変える? 成田美寿々の内面的な変化

5月「ワールドレディスサロンパスカップ」のメジャー初制覇から始まりを告げた、成田美寿々の快進撃。その1週間後には1日で36ホールを回る「全米女子オープン」の予選会をトップ通過し、さらに3週間後には「ヨネックスレディス」で早くも今季2勝目。賞金ランキングは2位に浮上し、その輝きは週を追うごとに増すばかりだ。

女子ツアー内での存在感が高まっていくと同時に、その立ち居振る舞いや言動にも、どこか貫禄めいたものを感じるのは気のせいではないだろう。成田にとってもっとも身近な存在の1人である父・俊弘さんに話しを聞けば、その変化は表面上だけではなく、成田の私生活や内面的にも及びつつあるようだ。

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父・俊弘さんは言う。「サロンパスを境に、夜に寝るのが早くなったみたいだね。今までは早く寝る、と言いながら遅いこともあったけど。全部を打ち捨てて、ゴルフだけに打ち込んでいるんだと思う」。

今週は成田からも、夜の過ごし方について話題に上っていた。「7時半か8時半には寝るようにしています。最近は本も読んでいないし、寝てばかり」。これまでは布団の中で遊ぶことが多かったというスマートフォンのゲームも「夜に携帯をさわる時間が減った」と抑え気味。「無駄なことをして明日に響いたらどうしよう、と思っちゃって」と、誰に言われることもなく、ツアー期間中はゴルフ最優先の生活へとシフトしたという。

さらに俊弘さんから、もう1点。「あとは、すごく素直になったかな。今までオヤジの言うことはできるだけ聞きたくない、という感じだったけど、今は無くなった。これも、結果が出ているからだと思う」。実際、前週の「リゾートトラストレディス」最終日では、朝の練習で俊弘さんがフラット気味になっていたスイングをアップライトにする修正指示を出し、聞き入れた成田が「66」の猛チャージ。31位から6位のジャンプアップを果たしていた。

「素直になったのは、サロンパスで勝ってからかな。そんな気がします」と嬉しそうに目を細める俊弘さん。ゴルフに取り組む内面的な変化もまた、成田の強さを一層引き立たせる要素になっている。(新潟県長岡市/塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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2014年 ヨネックスレディス



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