さくら失速「自分の未熟さが歯がゆいです」
三塚優子、「気持ちは来週に行ってます」
2008/09/28 09:31
上田桃子の逆転優勝で幕を閉じた今年の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」。最終ホールで、決まればプレーオフというバーディパットを外した三塚優子は、右手で顔を覆った。
「最後は4m弱くらい。(3打目は)傾斜に落として、もっとバックスピンで戻ると思ったけど計算ミス。下りを残したらまず入らないと思った」。トップと1打差の2位で終えた三塚は、淡々と振り返った。
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この日は、前半からことごとくチャンスを外した。3番2m、4番1.5m、6番1.5m。ツアー初優勝した昨年は、ショットが不安定で後半はドライバーを封印した三塚だったが、この日は最後まで迫力あるショットを見せ続けた。それだけに、「33」パットが痛かった。
優勝した上田との差はわずかに1打。この日の内容を考えると、誰が勝ってもおかしくなかった。「ほとんどラインが読めなかったし、最後もラインが違った。まあ、3日間で一番ひどい内容でした」と、悔しさを滲ませながら振り返った三塚。「一杯課題が見つかったので、練習して克服するだけ。気持ちはもう来週に行っています」。心が折れていないことが頼もしい。うなだれている時間は、無駄なだけだ。(編集部:今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka
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