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開催10年目で初のローアマ誕生 初代候補は石川遼に憧れた…

2014/07/05 18:12


2005年に産声を上げた「セガサミーカップ」は、今年で10度目の開催。北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台とし、2007年には長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督を大会名誉会長に迎え、国内男子ツアーの初夏を彩るトーナメントとして定着した。節目となった今年、待ちに待った、ある瞬間がようやく訪れる。10年目にして初めて、大会のローアマチュアが誕生するのだ。

ローアマチュアの表彰は最終日、決勝ラウンドに進んだアマチュアの最上位選手がその健闘を讃えられるもの。「ローアマ不在」はつまり、過去9度の開催で、アマチュア選手が1度も予選を通過しなかったことを意味している。2011年には東北福祉大2年時の松山英樹が出場したが、カットラインに1打及ばず64位タイで予選落ちした。

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そして今年、出場した6人のアマチュアのうち、松原大輔(日大2年)と長谷川祥平(大阪学院大3年)の2人が、ついに決勝に進出。無事に最終日のプレーを完了すれば、どちらかが晴れの表彰式に出席することになる。

ともに15位で予選を終えたが、長谷川は3日目に「80」を叩いて通算8オーバーの68位に大きく後退。一方の松原は、16番(パー3)で池ポチャからダブルボギーを叩くなど終盤にスコアを落としたものの「74」で通算2オーバー36位に踏ん張り、ローアマ獲得に一歩近づいた。

松原の見立てでは、このザ・ノースカントリーの一番の難しさは、コース上を強く吹き抜ける風にあるという。「風が強くて、ひとつの持ち球しか持っていない人だと、本当に難しくなる。風に対抗するボールも打てないといけない」。アマチュア選手と、男子トッププロとの実力差、経験の差が、あぶり出されるコース仕様と言えそうだ。

彼は現在、日本アマチュアランキング(女子)でトップに立つ15歳、松原由美の実の兄だ。2人は知る人ぞ知るゴルフ兄妹だが、兄のキャリアはここまで平坦ではなかったという。父の影響で小学校3年生の時にゴルフを始めたが、5年生の時に一度やめた。サッカー、ボクシングといった他のスポーツに惹かれ、中学では陸上部に入った。

だが中学1年生の時、当時15歳の石川遼がツアー優勝を飾ったのを、たまたまテレビで目にし、心が震えた。「すごく感動して。あれがなかったら、もうゴルフはやっていなかったかもしれません」。1年後にはジュニアの試合に復帰。関西でタイトルを多く獲得し、その後は日大に進学。ナショナルチームに入るまでになった。

今大会は松原にとって、ツアートーナメント7度目の挑戦で、初めての予選通過だった。この日は幸運にも、憧れの石川の前の組でプレーした。「途中、(前の組が遅れて)詰まる場面があって、なんか変な感じがしましたね。憧れの選手がすぐ近くにいて…」

ローアマ受賞者に贈呈されるトロフィーは、毎年、年次が刻印されたプレートを差し替えている。そのため、明日の最終日に手にするのは、初めて用意された7年前のものだとか。ただ彼にとっては、やはり4日間を戦う経験に、トロフィー以上の価値がある。(北海道千歳市/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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