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池田勇太、因縁の・・・連続予選落ち記録をストップ

国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の2日目、4バーディ、2ボギーの「69」でラウンドした池田勇太が、“5度目の正直”となる予選突破を果たした。

ここ山の原ゴルフクラブは、今大会初出場の2008年から昨年までの4年間、予選落ちが続く池田にとってはほろ苦いコースで、「とくに苦手意識を持っているわけでもなく、きらいでもない」と話すも、なんとなく因縁を感じざるを得ない。

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今年のオフシーズン、アジアンツアーにスポット参戦する一方で、スイングと肉体改造に挑んだ池田。開幕戦から上々な状態をキープすると同時に、現在はスイングの調子も好調だと自信を示す。しかし初日はアンダーパーでのラウンドにも、「どうしてこんなにスコアが伸びないのか分からない」と首をかしげていた。

迎えた2日目、「1つ1つのショットは良かった」と前半に3つのバーディを奪った。後半は「パットが決まらずアンラッキーも続いた」と、14番、15番の連続ボギーで失速。このとき再び“予選落ち”の文字が過(よ)ぎるが、最終18番「入らんやろと思って打ったら、入った」とこのバーディパットを沈めると通算2アンダーでホールアウトし、この“5度目の正直”に心なしかホッとした表情を見せた。

この日は上位陣もスコアを伸ばせず通算9アンダーがトップ、首位とは7打差に迫り、上位はスコアを伸ばしあって目まぐるしく順位が入れ替わる。開幕前日に話していた「予選突破なんてみみっちいこと言わないで優勝争いをする」。5年かけて決勝ラウンド進出を決めたこのチャンスをどう幸運に導くかは池田次第。筆者はただただ、週末のさらなる楽しみをもらえたことに感謝する。(兵庫県川西市/糸井順子)

糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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2012年 つるやオープンゴルフトーナメント



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