シーム、モロッコで完全優勝 ランガーに感謝
2013年 ハッサンII ゴルフトロフィー
期間:03/28〜03/31 場所:ゴルフ・ドゥ・パレロイヤル(モロッコ)
M.シーム優勝インタビュー/ハッサンIIトロフィー最終日
■ マルセル・シーム 4バーディ、2ボギー「70」、通算17アンダー、優勝
「この素晴らしいゴルフコースでプレーの機会を与えて下さった王子と、この大会に関わる方すべてに感謝したいです。今はとにかく優勝できて嬉しいです。今日は私にとってとても素晴らしい1日となりました。特に、中盤に通算15アンダーで首位タイに並んだミッコが追い上げを見せる中、冷静にプレーして、プレッシャーをよそにバーディを奪えて良かったと思います。(マスターズへは)アメリカの結果を待たなければなりませんが、この結果には十分満足しています。長年父を連れて行きたいと思っていましたし、それが叶うなら十分幸せです。
昨夜、(同郷の)ベルンハルト・ランガーにアドバイスをもらいました。大きなリードでファイナルラウンドを迎えるわけですから・・・。彼はその対処方法を私にアドバイスしてくれました。攻めに出ればいいのか、守りに入ればいいのか。すると彼は『ただ淡々とプレーをしなさい。ここまでの3日間のラウンドと同じように』と言われました。『何も変えなくていい、恐れることはない。ミスや誤った選択をするな』と彼は言いました。さらに『フロントナインではできる限りスコアボードを見ないように』ともアドバイスをくれました。
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初日の好スタートが、ここまで私にチャンスを与えてくれたことは間違いありません。(初日)午後のスタートでも、風は残っていましたから、あの日よりはこの3日間の方が楽にプレーできました。そのことが大きなチャンスに繋がったんだと思います。
マスターズの印象深いシーンと言えば、子供の頃にテレビで見たランガーの優勝シーンです。グレッグ・ノーマンの不運なシーンも印象深いです。右から左、左から右、高い球、低い球をすべて打たないといけないコースです。さらにショットに磨きをかければ、私にも挑めると思うので、今は十分に準備したいと思います」