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デシャンボー「すごく楽しかった」 海外初タイトルは7打差圧勝

30周年を迎えた「オメガドバイデザートクラシック」は、最終日に「64」をマークしたブライソン・デシャンボーが7打差で制覇し、欧州ツアー初制覇を遂げた。

海外でのプロ初タイトルに向けて臨んだ世界ランキング5位のデシャンボーは、エミレーツGCでの最終日を1イーグル7バーディ、1ボギーの「64」でラウンドし、大会新記録となる通算24アンダーまで伸ばしてその目標を達成した。これまでの大会記録は、この日デシャンボーと同組でプレーしたディフェンディングチャンピオンの李昊桐が2018年大会にマークした通算23アンダーだった。

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単独2位には、上がり2ホールを連続バーディとする「68」をマークし、通算17アンダーとしたマット・ウォレスが入った。さらに1打差の3位タイには、イングランドのポール・ワーリングイアン・ポールター、そしてスペインのセルヒオ・ガルシアアルバロ・キロスが続いた。

昨年の「ライダーカップ」に米国代表として出場したデシャンボーは、2位の李に1打差をつけて最終日をスタート。1番で6mのバーディパットを沈めると、2番、さらにパー5の3番でもバーディを決めて、瞬く間に通算19アンダーまでスコアを伸ばした。そのあともフロントナインでチャンスを作り続けたが、4番からの6ホールを全てパーとして「32」でハーフターンした。

スコアを伸ばしやすいバックナインに入ると、25歳のデシャンボーはパー5の10番で3mのイーグルパットをねじ込んだ。11番でもバーディを奪って通算22アンダーまで伸ばし、この時点で後続との差を6ストロークに広げた。

デシャンボーは12番でこの日唯一のボギーを叩いたが、続くパー5の13番では2.4mのバーディパットを決めてバウンスバックに成功。14番でも1.8mのバーディパットを沈めて通算23アンダーとした。

15番と16番では惜しくもバーディを逃したが、17番では1.8mを沈め、この日7つ目のバーディを奪うと、最終ホールをパーとし、7打差をつける圧巻の独走劇を締めくくった。

最終日の圧倒的なパフォーマンスについて、ラウンド後、デシャンボーは次のように振り返った。

「今日は自分のゲームについて満足している。多くの素晴らしいショットを打つことができた。今日は愉快だった。ようやく海外で優勝することができて、もちろんすごく楽しかった。これについては、とても満足している。今日は目標にしていた通算25アンダーには1打届かなかったけれど、もちろん結果には満足している。行けるところまで行こうとトライしていたんだ」。

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2019年 オメガドバイデザートクラシック



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